留学にも使える！教育ローン

野茂英雄にイチロー、松井秀樹に松坂大輔。
日本のプロ野球界で活躍している選手たちが、次々に大リーグへと移籍していっています。
日本でも野球はできますし、収入だって一流選手であれば充分にあるはずなのに、あえて渡米する理由。
それは、自分の実力を試したい！というチャレンジ精神です。

メジャー挑戦とはスケールや目的はまったく違うかもしれませんが、留学を希望する人たちも同じような気持ちがあるのではないでしょうか。
ただし、留学希望者と、イチローや松井とは絶対的に異なる現実的大きな問題があります。
松井や松坂は、いわば野球界の最優秀生徒です。
大リーグの球団側が大金を払ってでも招き入れたい実力の持ち主たちです。
ですが、留学希望者の場合にはそうは行きません。
お金を払ってもらうどころか、すべての資金を自分たちで準備しなければ留学は実現しません。

留学をする場合には、国内での進学にはない様々な障害があります。
特に金銭面に限ってみても、入学金や学費の他にも、留学先への渡航費や滞在費などが別にかかってきます。

そんなとき教育ローンは、国内進学以上に予算が必要となる留学にも利用できます。
公的な教育ローンも条件を満たせば２００万円までの融資を受けることが可能です。
しかし、就学ビザを取得できる留学、というのが前提になります。かつ、就学期間６ヶ月以上という条件があります。
ちょっとの間でよいのでホームステイしてみたいとか、ワーキングホリデーでの留学、ボランティア留学には使えません。

また、国内の高校以上の学校のほとんどは公的教育ローンの対象になっていますが、留学となるとそうわいかず話は変わってくるのです。
対象外の学校も数多くあるので、事前に調べておかなければなりません。
また、留学先での生活費は公的教育ローンの使用目的対象外となっているので、別途準備が必要です。
生活費は現金で用意をしておくか、民間の金融機関の教育ローンやフリーローンを利用するのも手ではあります。

留学に教育ローンが使えるというのは知っておくとよいでしょう。
但し、それには条件があるということも大切な事項です。